ドバイでSATC Day3 イスラム文化を知る
ドバイ3日目。
毎週火・木・土・日曜日の4日間だけ一般に公開を許されているJumeirah Mosque(ジュメイラモスク)を午前中に訪れてみました。
午前10時までにモスク前に集合すると入場料を支払い、案内の係りつきのみ入場することができます。
女性はスカーフで髪の毛を隠し、くるぶし、手首までが隠れている服装だとそのまま入場できます。(持っていなくても貸し出しもあり)。男性の場合もショートパンツなどはNG。
モスク入場前には顔、手、足を清めます。手洗い場が併設されていたモスクですが、例えば一日5回の礼拝の時間のときに近くにお水がなかった場合、日光で清められている砂をお水の代わりに使って清めることもあるそうです。
偶像崇拝を禁じているイスラム教なので、内部はほとんどがらんどう。
ただっぴろい空間に絨毯が敷いてあって、金曜日の礼拝時にはここがいっぱいになるというからすごいなぁ・・と。
お祈りの仕方も見せてくださいました。
メッカの方角を見てひざまづいてお祈り。これを1日5回(日の出と日没の時間によって少しずつ変わってくるそう)モスクの中には「今日の礼拝時間」という表示板もかかっていました。
ちなみに、ショッピングモールにいても、空港にいても礼拝の時間になるとコーランが流れ始めましたね。最初はびっくりしたけど、モール内のモスクにも人がいっぱいいて、なるほどなぁ・・・と。
ホテルの部屋の天井にも小さな矢印が。きっと、メッカの方角を示しているものと思われます。
初めての中東旅行でドバイに上陸したときから、女性の服装「アバヤ」と呼ばれる黒いガウンのようなものに「ヒジャブ」と呼ばれる頭を隠すもの、これに注目していました。
ドバイでは、このアバヤでも色んなデザインがあるんだな~とか、頭を隠すスカーフにしてもヒジャブで頭髪のみ隠している女性や、さらにブルカと呼ばれる目以外の顔全体を隠すものを巻いている女性様々で、イスラム教に詳しくない私からすれば、「一体、何の違いが?」と疑問でした。
さらに、男性にしても頭につける布「グトラ」「シマッグ」「クーフィア」などと呼ばれるそうですが、これも赤白のチェック柄か白一色のものをつけている人がいたり、さらには帽子のような形をしたものを被っている人もいたりして、これも「何によって違うんだろう?」と誰かに聞きたくてしょうがなかったのです(笑)
モスク内を案内してくれた係りの女性はイギリス人の女性2人で、2人とも「アバヤ」と呼ばれる黒いガウンに頭髪のみを隠す「ヒジャブ」で登場しました。
話を聞いているうちに、ドバイでは女性の顔を隠すか否かはほとんど本人の自由ということでした(もちろん、多分旦那さんの意向も多いに関係してくると思うけど)
案内をしてくれたイギリス人女性も外に出る際にはアバヤ・ヒジャブを着用するけれども自宅の中ではTシャツにジーンズという格好よぉ~なんて言ってました。
確かに、外出する際にのみガウンを羽織ればいいのなら特に服装に関してこだわることもなく、ささっとコンビニとかに買い物行けちゃって楽じゃん・・・・なんて思っちゃったワタクシは女失格?(笑)
そのようにして注目してみると、町を歩くアバヤ着用女性、実にさまざまなデザインがあってきっとアバヤ市場も流行にあわせて毎年デザインとか少しずつ変わっていってるんだろうなぁ~と思いました。
・・・と思いながら滞在しているとホテルのそばのお店に「アバヤ・デザイナーズショップ」を発見!
何気なくショーウインドウを眺めていたら、お店のお兄さんが「どうぞ、どうぞ」なんて手招きしてくれるのでお言葉に甘えて見学させてもらいました。
ゼブラ柄を一部に使ったアバヤや、ビジューがたくさん使われているもの、袖の部分にレースをあしらったもの、実に様々なデザインのアバヤがあって、このお店で売られているものの平均は大体、1万5千円くらいから2万円くらいのものだそう。
女性だけで買いに来ることの方が多いそうですよ。
私達の質問攻めに気をよくしたお兄さんはついに、連れの友人に試着を勧めてアバヤ初体験(笑)
試着した友人によると、アバヤの中はルーズなので確かに夏場50度近くになる気温の中で日陰のようになり直射日光が当たらない分、涼しいのかも・・・と言ってました。
宗教上の理由でもありますが、実は土地柄っていうのもあるのかもしれませんね。
町を歩く女性も特に不便を感じているような感じでもなく、アバヤ、ヒジャブの組み合わせ以外はピンヒールを履いていたり、ブランド物のバックを持っていたりして、セクシー下着を買い込む女性達も多く見ました(笑)
外出するたびに顔隠して、ガウン着て・・・って不便だろうなぁ・・・って思っていたのは実は私達だけだったのかも、あちらはあちらで、「出かけるたびに洋服選びも大変よね~メイクもばっちりしなくちゃいけないし」なんて思ってたのかもと考えると、なんだか少し笑えました。
というわけで、ドバイでSATC3日目の午前中は少し文化的な体験でした。
毎週火・木・土・日曜日の4日間だけ一般に公開を許されているJumeirah Mosque(ジュメイラモスク)を午前中に訪れてみました。
午前10時までにモスク前に集合すると入場料を支払い、案内の係りつきのみ入場することができます。
女性はスカーフで髪の毛を隠し、くるぶし、手首までが隠れている服装だとそのまま入場できます。(持っていなくても貸し出しもあり)。男性の場合もショートパンツなどはNG。
モスク入場前には顔、手、足を清めます。手洗い場が併設されていたモスクですが、例えば一日5回の礼拝の時間のときに近くにお水がなかった場合、日光で清められている砂をお水の代わりに使って清めることもあるそうです。
偶像崇拝を禁じているイスラム教なので、内部はほとんどがらんどう。
ただっぴろい空間に絨毯が敷いてあって、金曜日の礼拝時にはここがいっぱいになるというからすごいなぁ・・と。
お祈りの仕方も見せてくださいました。
メッカの方角を見てひざまづいてお祈り。これを1日5回(日の出と日没の時間によって少しずつ変わってくるそう)モスクの中には「今日の礼拝時間」という表示板もかかっていました。
ちなみに、ショッピングモールにいても、空港にいても礼拝の時間になるとコーランが流れ始めましたね。最初はびっくりしたけど、モール内のモスクにも人がいっぱいいて、なるほどなぁ・・・と。
ホテルの部屋の天井にも小さな矢印が。きっと、メッカの方角を示しているものと思われます。
初めての中東旅行でドバイに上陸したときから、女性の服装「アバヤ」と呼ばれる黒いガウンのようなものに「ヒジャブ」と呼ばれる頭を隠すもの、これに注目していました。
ドバイでは、このアバヤでも色んなデザインがあるんだな~とか、頭を隠すスカーフにしてもヒジャブで頭髪のみ隠している女性や、さらにブルカと呼ばれる目以外の顔全体を隠すものを巻いている女性様々で、イスラム教に詳しくない私からすれば、「一体、何の違いが?」と疑問でした。
さらに、男性にしても頭につける布「グトラ」「シマッグ」「クーフィア」などと呼ばれるそうですが、これも赤白のチェック柄か白一色のものをつけている人がいたり、さらには帽子のような形をしたものを被っている人もいたりして、これも「何によって違うんだろう?」と誰かに聞きたくてしょうがなかったのです(笑)
モスク内を案内してくれた係りの女性はイギリス人の女性2人で、2人とも「アバヤ」と呼ばれる黒いガウンに頭髪のみを隠す「ヒジャブ」で登場しました。
話を聞いているうちに、ドバイでは女性の顔を隠すか否かはほとんど本人の自由ということでした(もちろん、多分旦那さんの意向も多いに関係してくると思うけど)
案内をしてくれたイギリス人女性も外に出る際にはアバヤ・ヒジャブを着用するけれども自宅の中ではTシャツにジーンズという格好よぉ~なんて言ってました。
確かに、外出する際にのみガウンを羽織ればいいのなら特に服装に関してこだわることもなく、ささっとコンビニとかに買い物行けちゃって楽じゃん・・・・なんて思っちゃったワタクシは女失格?(笑)
そのようにして注目してみると、町を歩くアバヤ着用女性、実にさまざまなデザインがあってきっとアバヤ市場も流行にあわせて毎年デザインとか少しずつ変わっていってるんだろうなぁ~と思いました。
・・・と思いながら滞在しているとホテルのそばのお店に「アバヤ・デザイナーズショップ」を発見!
何気なくショーウインドウを眺めていたら、お店のお兄さんが「どうぞ、どうぞ」なんて手招きしてくれるのでお言葉に甘えて見学させてもらいました。
ゼブラ柄を一部に使ったアバヤや、ビジューがたくさん使われているもの、袖の部分にレースをあしらったもの、実に様々なデザインのアバヤがあって、このお店で売られているものの平均は大体、1万5千円くらいから2万円くらいのものだそう。
女性だけで買いに来ることの方が多いそうですよ。
私達の質問攻めに気をよくしたお兄さんはついに、連れの友人に試着を勧めてアバヤ初体験(笑)
試着した友人によると、アバヤの中はルーズなので確かに夏場50度近くになる気温の中で日陰のようになり直射日光が当たらない分、涼しいのかも・・・と言ってました。
宗教上の理由でもありますが、実は土地柄っていうのもあるのかもしれませんね。
町を歩く女性も特に不便を感じているような感じでもなく、アバヤ、ヒジャブの組み合わせ以外はピンヒールを履いていたり、ブランド物のバックを持っていたりして、セクシー下着を買い込む女性達も多く見ました(笑)
外出するたびに顔隠して、ガウン着て・・・って不便だろうなぁ・・・って思っていたのは実は私達だけだったのかも、あちらはあちらで、「出かけるたびに洋服選びも大変よね~メイクもばっちりしなくちゃいけないし」なんて思ってたのかもと考えると、なんだか少し笑えました。
というわけで、ドバイでSATC3日目の午前中は少し文化的な体験でした。
by meiz-bik
| 2012-01-18 20:03
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